皆様はどうやっておうちが完成するかご存知でしょうか。
おうちはすぐ建つわけではなく、丁寧な下準備が必要なんです。
今回のおうちの場合、まずオーナー様の「このエリアに住みたい!」という夢がありました。
そこからいい場所を見つけ出しました。
そして具体的にどんなおうちを立てていくのか、おうちづくりのプロフェッショナルであるUOVOと設計士の東夕子先生(FLAT)にご相談がありました。
「このようにしたい」というオーナー様の考えをもとに、設計士の先生が法律との兼ね合いやお家の導線などを考えてアドバイスをくださって、図面を見ながら実現にむけて考えをすり合わせていきます。
具体的にどのようなおうちを作るのか決まり、工事を始める前に「地鎮祭」を行います。これは工事の安全を願う儀式で、神主さんを呼んで行うのが一般的です。
ただの安全祈願ですが、地鎮祭や上棟式のような儀式はこれからお家を作ります、という地元の方への挨拶がわりにもなりますし、伝統文化的な面白さもあります。
地鎮祭が終わったらいよいよ着工です。
しかしすぐおうちの形ができるわけではありません。建物を作る前に、基礎の準備をしっかりしておかないと安全なお家は作れないからです。
事前の地質調査のあと、地面にざっくりした建物の設計図を書き、その通りに掘ったり、締め固めたりして住宅の基礎を作っていきます。
そして鉄筋とコンクリートでお家の土台を作っていきます。ここがしっかりしていないと、災害に強い頑丈な家はできあがらないので、とても重要です。
土台が完成したらいよいよ柱が立ち、お家の形が見えてきます!